太陽光発電導入の遅れを解消

再生可能エネルギーの中では、太陽光発電の導入が相対的に遅れています。

ドイツのフィード・イン・タリフの様な制度はなく、太陽光発電導入の経済上のメリットが無い事が理由として挙げられます。

これまでの中国政府の取り組みを見ると、今後何らかの普及促進策が整備される可能性は低くないはずです。

すでに、中国は世界最大の太陽電池製造能力を有していて、自国のハイテク産業を育成する上でも、太陽光発電の普及促進はメリットが大きい。

現在、太陽光発電の本格普及に向けた政策を策定中とも言われていて、今後も目を離すことが出来ません。

中国の太陽電池産業は、台湾と同様に太陽電池の発電拠点として大きな盛り上がりをみせていて、07年の太陽電池生産能力は、中国が日本を追い抜いて世界トップとなりました。

太陽電池工場の建設ラッシュが続く中国では、中国の企業がアルバックに500メガワットの生産量を中期目標にした事業計画を発表して、アルバックに薄膜太陽電池製造装置を発注しました。

当初はシングル構造であるが、2010年にはダンデム構造に対応します。

大手メーカーのサンテックが業容を拡大しています。

06年に日本の太陽電池モジュールメーカーのMSKを買収しました。

MSKは建築物一体型の太陽電池モジュールに強みを持っていて、年間の生産量は200メガワットです。

従業員数は260人で、工場は長野県佐久市と福岡県大牟田市にあります。

MSKの買収は、技術吸収とブランド力の強化と考えられます。

中国太陽電池の品質については、世界であまり高い評価が得られていないのが現状ですが、スンテックのものだけは、信頼が得られています。

他にも、1ギガワットを超える生産計画を持つ企業が3社は存在しています。

中国企業の積極的な製造能力の増強にもかかわらず、目下、中国の太陽光発電市場は、政府が太陽光発電の普及を積極的に後押ししておらず、高コストな太陽光発電の費用を誰が負担するのかも明確になっていないため低迷しています。

中国で製造された太陽電池の94%が欧州を中心に国外へと輸出されています。